赤かれい


海水魚で日本海からオホーツク海、太平洋側では福島県以北。産卵期は晩秋から春。北ほど遅くなる。水深40メートルから900メートルに棲息、クモヒトデや環形動物を食べている。秋から春にかけて入荷してくるが特に寒気に多い。小さいものは手頃だが、大きいものは高い。主な産地は北海道、島根県、兵庫県、福島県、宮城県、山口県。触って硬いもの、赤みの強いものを選ぶといい。鮮度が悪くなると赤みが消える。秋から冬が旬。子持ちのものが高く、卵が美味しい。白身で皮にあるカレイ特有の臭みはすくない。鮮度が良ければ刺身にすると美味しい。ただし鮮度が落ちやすい魚である。関東などはよく昔から煮漬けなどにされて食べられている。身は繊維質で身離れがいい。脂質が少なく、アミノ酸価が高く特に遊離アミノ酸のタウリンが多い。ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンDが豊富である。

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