真さば

生態は春から夏。南ほど早く３月から４月、北では６月、７月に盛期となる。２，３年で成熟し産卵は繰り返し行われます。寿命は６〜７年で稚魚期は動物性プランクトン、幼魚期、成魚期には他の魚の稚魚、動物性プランクトン、ツノナシオキアミなどを食べています。春から夏にかけて北上し、秋から冬にかけて南下するものがマサバの主流で体長は１歳で２４センチ、２歳で３１センチ、３歳で３５センチ、４歳で３７センチ、５歳で４０センチくらいになります。選び方は大きいもの。身に丸みがあり、触って硬く、それでいて表面にぬめり感のあるもの、鰓が鮮紅色で、見た目がきれいで、目が澄んでいるものを選ぶとよい。腹の柔らかいものはだめで、味わいは旬は秋から冬。ただし他の時期にも脂ののったマサバがいますが鮮度は落ちやすいです。典型的な背の青い魚で、血合いが多く、独特の臭みがあります。旬の時期のものは脂がのっていて甘みがあります。栄養は脂質の含有量が多く、ＤＨＡ、ＥＰＡが豊かでビタミンＡ、ビタミンＤ、ビタミンＢ１２、ナイアシンが多く、血合いには鉄分、カルシウムがたっぷり含まれます。