アジの開き

魚の特徴(商品の特徴)
アジは日本近海で獲れる代表的な青魚で、良質なタンパク質とDHA・EPAなどの栄養素を豊富に含んでいます。
身は白身で淡泊でありながら、適度な脂がのっており、旨味が強いのが特徴です。
一口にアジといってもその仲間には多くの種類があります。
その中でも最も漁獲量が多く食味の良いものがマアジです。
山陰沖では主にまき網で捕獲され従来から山陰沖西部沖で獲れるマアジは脂ののりがよく、旬の時期にはトロにも匹敵するといわれてきました。
当社では脂の乗りと身の締まりが良い中型サイズ(20~30cm)を厳選。
干物にすることで余分な水分が抜け、旨味が凝縮されます。
焼き上がりは皮がパリッと香ばしく、身はふっくらとジューシーに仕上がります。
旬の季節
アジの旬は、春から夏にかけての4~8月頃です。
当社が取り扱っているアジは、4~7月頃が旬で特に初夏(5月~6月)のアジは「梅雨アジ」と呼ばれ、一年で最も脂がのって美味しいとされています。
当社では旬の時期に獲れた良質なアジを使用し、一年を通して美味しいアジの開きをお届けしています。
こだわりポイント
- 国産の新鮮なアジのみを厳選使用
- 手作業での背開き製法
- 一夜干しによる旨味の凝縮
熟練の職人が一尾一尾、丁寧に背開きという伝統的な製法で仕上げています。
この製法にこだわる理由は、「魚の鮮度は腹でわかる」先代からの申し伝えです。
脂乗りが一番わかるのが「腹」です。
お腹を見ればその魚の良さがわかります。
そのため、一尾一尾脂乗りを確かめるために背開き製法にこだわっています。
美味しい召し上がり方
グリルで焼く場合(おすすめ)
- グリルを予熱することが最重要。 しっかり温めてから焼き始めます
- アジの頭を奥に向けて置く(奥の方が火が強いため)
- 上火は弱めの中火、下火は弱火で約5分焼く
- 皮がパリッと、身の色が白く変わったら完成
フライパンで焼く場合
- フライパンに油を薄くひき、中火で熱する
- 身側を下にして先に4〜5分焼く(軽く焼き色がつくまで)
- 裏返して、フライパンの縁から酒大さじ1を加える
- ふたをして弱火で3〜4分蒸し焼きに
- 皮に焼き色がついたら完成
注意点
最も重要なのは、焼きすぎないことです。
どんなに美味しい干物でも、焼きすぎるとパサパサになり、塩味が目立つ食感になってしまいます。
ふっくらジューシーな仕上がりを目指しましょう。